リンク済みターミナル

すでに開いている AI ターミナルに作業を委譲し、答えを手元に返してもらう。

片方のペインで Claude が仕様書を読み、もう片方で Codex がリポジトリ全体をコンテキストに抱えている。これまで両者のあいだで作業を渡すには、片方のターミナルから答えをコピーしてもう片方に貼り付けるしかありませんでした。

リンク済みターミナルはその手順をなくします。すでに開いているターミナルをメンションすれば、プロンプトはその生きているエージェントに直接届きます。どちらの会話も知らない新しいエージェントが立ち上がることはありません。

メンションピッカーの Terminals タブ。開いている AI ターミナルがプロジェクトごとに一覧表示される

ターミナルをメンションする

Agent Input@ と入力します。メンションピッカーが FilesAgentsTemplatesTerminals の 4 タブで開きます。

Terminals タブには開いている AI ターミナルがすべて並び、プロジェクトごとにグループ化され、ターミナル名でもプロジェクト名でも検索できます。

  • Tab — タブを切り替える
  • ↑↓ — リストを移動する
  • — カーソル位置にメンションを挿入する

メンションはインラインでハイライト付きに挿入されるので、プロンプト自体が協力者の名前を含んだ一文として読めます。

use codex full to review the docs/proxy.md then claude fable update the fixes and codex full review again until both APPROVE.

リプライエッジ(返信経路)

リンクには向きがあります。codex full をメンションすると Codex に作業を送れるようになりますが、Codex が何かを返す経路はできません。

戻りの経路を開くには、同じメッセージ内で this terminal もメンションします。ピッカーは reply edge のヒントでそれを示します。

リプライエッジがあると:

  • 答えは相手のターミナルに出力されるのではなく、あなたのターミナルに届きます。
  • 配信された各メッセージには、送信者と、返信するための正確なコマンドが添えられます。
  • 返信が届くと、元のリクエストは delivered のまま放置されず回答済みになります。

これがないと、相手は「戻りの経路がない」と伝えられます。作業を終え、結果をその場に出力し、そこで止まります。そうした委譲は Mission Controlstuck として現れます。

開いている 2 つのターミナルをインラインでメンションし、orchestration skill が検出された Agent Input

Team、Swarm、Off

協力者を名指しすると、1DevTool はそれを検出してトポロジーを提示します。

  • Team — 名前のある協力者と、結果を統合するホスト。
  • Swarm — 対等なピアが投票し、マスターは置かない。投票中の未決事項は可視化されます。
  • Off — プロンプトを配信するだけで、オーケストレーションの層は被せない。

Routing roles は別のトグルです。オフならメンションしたエージェントだけが参加し、テーブルのロールは適用されません。

リンクはプロジェクトをまたげる

メンションするターミナルは現在のプロジェクト内である必要はありません。あるリポジトリのエージェントが、別のリポジトリのエージェントに作業を渡せます。

リンクは送信側プロジェクトが所有しますが、両端から見えたままです。そのため受信側プロジェクトで「見えないピアに動かされているエージェント」が現れることはありません。

送信したあとに起きること

  • ライブなオーケストレーションが動いているプロジェクトは 2×2 グリッドに切り替わり、参加者を見守れます。自分でレイアウトを変えた場合は、その選択が常に優先されます。
  • Mission Control がターミナルグリッドの上に現れます。
  • メッセージが配信されるたび、Team Map のエッジが緑に脈打ちます。

委譲を受けられるエージェント

Claude Code、Codex、Gemini、Antigravity、Amp、OpenCode、Cline、Qwen、Grok、Hermes。

メンションしたエージェントのターミナルが開いていなければ、1DevTool が起動します。リンク済みターミナルの要点は、ターミナルがすでにあるときに、その隣に複製を生やすのではなく再利用することです。

コマンドラインから使う

エージェント CLI も同じ範囲をカバーしているので、UI に触れずにオーケストレーションできます。

bash
# 自分は誰で、どこにリンクしているか
1devtool-agent whoami

# リンク先ターミナルに作業を送り、答えを待つ
1devtool-agent link send --to=<terminalId> --prompt-stdin --wait

# 特定のリクエストに返信する
1devtool-agent link send --to=<terminalId> --prompt-stdin --reply-to=<messageId>

# 送ったものと自分待ちのものを 1 枚のボードで
1devtool-agent link status

まず whoami を実行してください。自分の terminal id と現在のリンクが分かり、--to= に渡す値はそこから得られます。

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