プロンプトテンプレート
打ち直している指示をライブラリに置き、二度と打たずに差し込む・付け足す。
誰にでも、毎回打ち直している一段落があります。コードの説明コメントは書かないで。動くと言う前にテストを走らせて。既存ファイルのスタイルに合わせて。
プロンプトテンプレートはその段落を一度だけ保存し、二通りの方法であなたのプロンプトに載せます。

ライブラリを作る
Settings → AI → Prompt Templates を開きます。追加・編集・非表示・削除はすべてこの一ページで行えます。テンプレートは名前と指示の塊です。
非表示は、ピッカーを散らかさずに残しておく手段です。年に二回しか使わないものにちょうどいい扱いです。
二つの使い方
すべてのメッセージに付け足す
テンプレートをターミナル単位で有効化すると、そのターミナルから送る内容に付け足されます。どのテンプレートを有効にするかはターミナルごとに選べます。レビュー役のエージェントにはレビュー観点を持たせ、隣で実装しているエージェントには持たせない、といった具合に。
これは常設のルール向けです。コードの流儀、テストの規律、触ってはいけない場所。
カーソル位置に差し込む
Agent Input で @ を打ち、メンションピッカーの Templates タブを開きます。テンプレートを選ぶと、いま書いている文章の一部としてカーソル位置に差し込まれます。

これは今回だけ必要な塊向けです。バグ報告の雛形、リリースのチェックリスト、コミットメッセージの形。
ピッカーの他のタブは、ファイル・エージェント・開いているターミナルを同じプロンプトに載せます(Linked Terminals)。
まず書いておくと効くテンプレート
| テンプレート | だいたいの中身 |
|---|---|
| コードの流儀 | 「周りのファイルに合わせて。新しい依存を足すなら理由を書いて。」 |
| 確かめてから言う | 「テストを走らせて出力を貼って。走らせていないなら動くと言わないで。」 |
| レビュー一巡 | 「まず正しさ、次に命名、最後に構造。行番号を引用して。」 |
| 説明だけ、まだ触らない | 「作るつもりの diff を見せて止まって。まだファイルは変えないで。」 |
次に読む
- AI エージェントを動かす — Agent Input とプロンプト履歴
- 一括ターミナルとセット — テンプレートを効かせた並びをまとめて開く
- ヒントとコツ — 残りのターミナル操作